ライオンズ、優勝に一歩及ばず!

準優勝に終わったライオンズ。悔しさが表情に浮かぶ

昨年10月21日に1次予選リーグ初戦勝利で始まった北多摩秋季大会。1次予選と2次予選を僅差で勝ち上がり、決勝トーナメント準々決勝、準決勝を勝利して、大会初戦から5か月後の3月21日(祝)、遂に決勝戦を迎えました。

決勝の舞台は国立市流域下水道処理場広場野球場。決勝対戦相手は既報の通り、昨年12月の三多摩秋季大会2部決勝戦で対戦した、国立ヤングスワローズ(国立市)さんです。

先攻はライオンズ、1回表の攻撃。一死から2番が中前安打で出塁するも、一塁牽制死でライオンズは初回の攻撃を3人で終えます。

 

1回表、2番が中前安打で出塁するも、牽制に刺される

 

1回の裏、国立ヤングスワローズ(YS)の攻撃。先頭打者に四球を与え、盗塁と投ゴロで一死3塁のピンチを迎えますが、3番、4番を投ゴロと三振に仕留めてこの回を無失点に抑えます。

2回の表、ライオンズの攻撃。二死から6番が中前安打で出塁しますが、7番遊ゴロでライオンズこの回も無得点。

国立YSの攻撃を3人で終えて迎えた3回表、ライオンズの攻撃。先頭8番が左前安打、続く9番の送りバントで一死2塁のチャンス。1番四球で一死1、2塁、2番三振で二死1、2塁となり打席に立った3番が、センター前へ弾き返します。先制かと思われましたが、2塁走者が3塁をオーバーランしたところで中堅手からの返球が内野に返り、三本間挟殺でタッチアウト。ライオンズは大きなチャンスを逃します。

 

3回表、先頭の8番が左前安打を放ちチャンスを作る

前の試合で1本も成功しなかった送りバントを9番が決める

3回表、3番の中前安打で先制なるかと思われたが、相手好守備に阻まれる

 

3回裏、国立YSの攻撃。先頭8番に右中間を深々と破る三塁打を放たれ、9番に四球を与え盗塁で無死2、3塁のピンチに。1番を遊ゴロに打ち取りますが、3塁走者を牽制してからの1塁送球が高くなる失策で無死満塁。続く2番の放った打球は、ホームゲッツーを狙い前進していた二塁手の後方に落ち、ライオンズが2点を先制されます。さらに一死2、3塁の状況で4番にツーランスクイズを許し、ライオンズはこの回一挙4点を失います。

 

3回裏、前進守備の2塁手背後に落とされて2点を許す

3回裏、ツーランスクイズを決められ4点差に

先発投手は踏ん張ったが、被安打2で4失点と相手の攻撃にそつが無かった

 

4回を両チーム無得点で迎えた5回表、ライオンズの攻撃。8番、9番が連続三振に倒れますが、連続四球と3番の右前安打で二死ながらも満塁のチャンス。しかし4番が遊ゴロに倒れ、ライオンズこの回も無得点。

5回裏、国立YSの攻撃。先頭9番に四球を与えますが、続く1番をライトゴロ(2塁封殺)として一死1塁。迎えた2番の打席で、国立YSが採った作戦はエンドラン。打球はショート深い位置への内野安打になりますが、ライオンズに連係ミスがあり一死2、3塁とピンチを広げてしまいます。しかしこの場面は4回から代わった投手が踏ん張り、3番と4番を三振と遊ゴロに抑えて切り抜けました。

6回表、ライオンズの攻撃。二死から7番の代打が出塁するも、8番が二ゴロに打ち取られ得点ならず。

 

7番を代打した5年生がライトに弾き返す

 

6回の裏を三者凡退で抑え、迎えた最終回ライオンズの攻撃。一死から1番が死球で出塁し、2番遊ゴロで二死2塁。3番が中前に弾き返して二死1、3塁。盗塁で二死ながら2、3塁とライオンズ追撃のチャンス。しかし4番が外角球を振らされて三振に倒れ、優勝に一歩及ばず準優勝に終わりました。

2番手投手は3回を被安打1の無失点ピッチング。この試合の大きな収穫となった

守備や走塁などの細かい部分において、相手チームに分があった試合内容でした。しかし1回と5回のピンチを無失点で凌ぎ3回以外得点を与えず、ライオンズ7安打に対し被安打3とその差は僅かです。国立ヤングスワローズさんとは北多摩春季1次予選リーグでの対戦が決まっていますが、今回の敗戦を挽回するチャンスは十分にあります。

準優勝カップを受け取るライオンズ主将

春季大会でのライオンズ1部チームの活躍に期待したい

 

3月23日(土)に上宿グラウンドで行われた春季大会初戦で、ライオンズ1部チームは幸先の良い1勝を挙げました。

優勝目指して頑張れ!小平ライオンズ!!

 


ライオンズ1部チーム、準優勝おめでとうございます。素晴らしいです!

春の大会も期待しています。優勝を目指して頑張れ!

記事と写真を村田コーチからご提供いただきました。いつもご協力ありがとうございます。

<2019/03/27 管理人:ミヤギ>

2019/03/27