ライオンズ1部チーム初めての対外試合が、2月12日(日)にホームグラウンドである上宿グラウンドで行われ、ライオンズはみごと7回逆転サヨナラで初勝利を飾りました。
1部チーム初試合の対戦相手を引き受けて頂いたのは国分寺バッファローズさん。昨年の都知事杯にも出場されている、国分寺市の強豪チームです。
1回の表、守備のライオンズは二死から相手3番に四球を許しますが、続く4番のところでの2塁盗塁を捕手が阻止し、この回を無失点で切り抜けました。
その裏のライオンズの攻撃、1番が中前に運んで3部と同じく先頭打者が初安打を記録します。しかしながら相手投手の牽制に刺されると、2番も中飛に倒れ二死。それでもここで迎えた3番が左中間を破る二塁打を放ち、さらに盗塁で3塁へ進み先制のチャンス。続く4番のところでのバッテリーエラーで果敢にホームを狙うも、相手バッテリーの好セーブに惜しくも先制はなりませんでした。
2回表、先頭4番に右前安打を許し、2つの送りバントで二死3塁のピンチを迎えますが、続く7番を一ゴロに仕留めこの回も無失点に抑えます。
2回裏、一死から5番が三ゴロエラー(悪送球)で出塁し、再び二死3塁のチャンスを掴みますが、7番が三振に倒れライオンズもこの回無得点。
3回表、先頭8番を四球で歩かせますが、またも捕手が2塁盗塁を阻止(しかもショートバウンドとなる難しい投球を捕球してからの送球)し、結局この回も無失点としました。
3回裏、一死から9番が左越二塁打を放ち、盗塁で三度3塁へ走者を進めますが、後続が続かず無得点。ライオンズベンチに嫌なムードが漂います。
4回表、ライオンズはこの回から2番手投手にスイッチしますが、二つのエラーで先制点を許します。さらに送りバントで一死3塁のピンチとなり、迎える打者は6番。ここで相手ベンチが動いてスクイズを仕掛けますが捕邪飛となり、捕手が落ち着いて3塁へ転送し二重殺。ライオンズはこの回を最少失点で切り抜けました。
4回裏、ライオンズは一死から4番が左越二塁打を放ち、盗塁でこの試合4度目の走者3塁としますがまたも得点ならず。
5回、6回は両チームともチャンスらしいチャンス無く迎えた7回表、相手の先頭5番が左前安打で出塁、盗塁を許しライオンズは無死2塁のピンチを迎えます。続く6番は三直で一死、7番送りバントで二死3塁となりますが8番を二ゴロに抑え、この回もライオンズ無失点。ライオンズは最終回の攻撃に逆転の望みを託します。
7回裏、先頭4番二ゴロの後5番が右中間に二塁打を放ち、ライオンズは同点のランナーが2塁に出塁します。
続く6番は四球を選び逆転のランナーが1塁へ。続く7番のところで相手のバッテリーエラーで走者がそれぞれ進塁し、ライオンズは一死2、3塁と逆転サヨナラへ絶好のチャンスを迎えます。そして7番の放った打球は捕ゴロとなりますが、回転のかかった処理の難しい打球。
相手捕手の一塁送球が一塁捕球エラーとなり、本塁へ転送するも2走者が生還し、ライオンズ1部チームは初戦を逆転サヨナラ勝ちとしました。
ライオンズはこの試合で相手チームの7つの犠打のうち、5つにおいて確実に1塁でアウトを取り、さらに2つを飛球二重殺に仕留め、無駄な走者を出さない堅実なバント守備を見せました。バッテリーエラーを除く3つのエラーと3つの四球を与えましたが、盗塁を2つ阻止するなど要所で見せた好守備が、相手を最小失点に留め逆転サヨナラ勝ちに結びついたのでしょう。
今回は運よく勝利することができましたが、国分寺バッファローズさんにも見習うべき好プレイが随所にありとても勉強になりました。ありがとうございました。
今回も記事と写真を村田コーチにご提供いただきました。いつもご協力ありがとうございます。
<2017/02/18 管理人:ミヤギ>