3つのチームが合併して誕生した小平ライオンズですが、今年の1部チームの人数が28名(3月5日現在)と大所帯になったため、練習の効率化と選手全員の試合出場機会を増やす目的で、AチームとBチームに分かれて活動することになりました。
その1部Bチームの対外初試合が3月5日(日)に、国立市流域下水道処理場広場グラウンドで行われました。対戦相手は1月末にも同じグラウンドにおいて3部練習試合でお世話になった、国立クラブさんの2部チーム(新5年、4年生のチーム)です。
後攻のライオンズは2回裏、二死から6番が四球で出塁すると、二つの盗塁で3塁へ進み先制のチャンスを得ます。続く7番の当たりは游ゴロでしたが、1塁送球が悪送球となりラッキーな形でライオンズが先制しました。
3回表の国立クラブの攻撃。この回から登板したライオンズ2番手投手から先頭1番が中越三塁打を放ちます。続く2番に四球を与え盗塁で無死2、3塁になると、3番の三ゴロの間に3塁走者がホームイン、試合は1-1と振り出しに戻ります。
その後も2つの四死球と捕逸を含む6つのエラー、6番の中前安打などでライオンズはこの回一挙6点を失いました。
4回表、3番手投手にスイッチしたライオンズですが、先頭1番に右中間二塁打を打たれるなど無死2、3塁のピンチを迎えます。しかしここは投手が踏ん張り、三振とダブルプレーで無失点に抑えこの回を切り抜けました。
6回表、ライオンズは先頭打者を四球で歩かせると、野選などもあり無安打ながら1点を失い1-7とされます。
6回裏、先頭の7番はニゴロに倒れましたが、続く8番が中前安打で出塁します。連続四球で一死満塁のチャンスを掴むと、迎えた1番(この試合ライオンズは変則DH制で10人打ち)が走者一掃となる左越二塁打を放ち、ライオンズは4-7と3点差に迫ります。
更に2番の三塁内野安打と3番の左前安打で1点を加え、一死2、3塁として打席に入るのはライオンズ4番。見事に期待に応えて中前安打を放ち、2走者が帰ってライオンズは7-7と追いつきました。
規定の90分が過ぎて負けが無くなったライオンズ、2塁走者の盗塁で一死3塁とサヨナラのチャンス。ここで迎えた5番の当たりは投ゴロ、3塁走者がホームを果敢に狙いますが相手の守備良く本塁アウト。二死1塁と場面が変わります。
しかしながらライオンズの勢いは止まりませんでした。続く6番が左前安打を放ち二死1、2塁として再びサヨナラのチャンス。ここで迎えた7番がワンバウンドで左翼手の頭を大きく超える三塁打を放ち、2走者が帰ってライオンズ1部Bチームはチーム初戦をサヨナラで劇的勝利しました。
(※2塁走者がホームインした時点でサヨナラ勝ち=試合終了となるので、最終スコアは8x-7、打者には1打点と二塁打が記録されます)
今回も国立クラブさんには立派なグラウンドを提供していただきました。対戦ありがとうございました。
見事勝利したライオンズ1部Bチームは、三多摩大会とジュニアカップにおいて1部Bチームとして公式戦に参加します。1部Aチームそして3部チームと同様に、1部Bチームにも皆さまの熱い声援をよろしくお願いいたします。
今回も記事と写真を村田コーチにご提供いただきました。いつもご協力ありがとうございます。
<2017/03/12 管理人:ミヤギ>