北多摩大会2部、優勝しました!!

 

ライオンズ3部チームは7月9日、大沼グラウンドで行われた平成29年北多摩少年軟式野球大会春季学童2部(北多摩大会での呼称は2部)決勝戦で、国立市の強豪・国立ヤングスワローズと対戦。12-1のスコアで勝利して見事優勝いたしました。今回はいつもより写真を多めにして、試合の模様をレポートします。

1月29日の初試合から7試合(練習試合含む)は2勝4敗1分の成績だった3部チームですが、試合を重ねるごとに力をつけて、この日の午前中に行われたジュニアカップ準決勝で敗れるまで11連勝と、破竹の勢いを見せていました。

北多摩大会でも各地区の強豪を次々と撃破して、堂々の決勝戦進出です。決勝戦の相手である国立ヤングスワローズさんは、上部チームは都大会を制覇したこともある都大会常連の強豪チーム。ライオンズ3部チームとしてはこの試合に勝利し、現在の勢いが本物であることを証明したい一戦となりました。

 

先攻のライオンズは初回、先頭1番が内野ゴロに倒れるものの、2番が四球を選び盗塁で二塁へ進みます。続く3番の打球は遊ゴロも、一塁への送球が悪送球となり一死1、3塁。盗塁で2、3塁として、4番の放った打球はライトへのフライに。やや浅めの飛球でしたがタッチアップで3塁走者が生還し、ライオンズが先制します(2塁走者もタッチアップで3塁に)。続く5番が放った内野ゴロもエラーとなり、3塁走者が帰ってこの回ライオンズは2点を先制します。

 

1回表、4番の犠牲フライで先制する

 

1回裏国立ヤングスワローズ(国立YS)の攻撃。1番を大沼のネットルールで三振に仕留めると、2番も三振。続く3番の放った打球は大きなレフトへの飛球となりましたが、左翼手が背走して好捕。ライオンズはこの回を三者凡退で終わらせます。

 

1回裏、左翼手が背走して飛球を好捕する

 

2回表ライオンズの攻撃。この回先頭の7番が四球で出塁し、盗塁で2塁に進みます。8番は三振に倒れますが、9番の打席でのバッテリーエラーで走者3塁に。9番の二ゴロで3塁走者が思い切って本塁を狙いますが、相手の守備良く本塁でタッチアウト。二死1塁に場面が変わります。

 

2回表、7番が内野ゴロでホームを狙うも攻守に阻まれアウト

しかし二死からライオンズが粘りの攻撃を見せます。1番が四球で出塁しバッテリーエラーで二死2、3塁とすると、2番がセンター前に弾き返し1点追加。続く3番の放つ打球はショート深い所への内野安打となり1点。4番死球の後5番が四球を選び、押し出しで1点。6番の叩きつけた打球がエラーを誘い更に1点追加と、ライオンズはこの回一挙4点を奪い5-1として試合を優位に進めます。

2回表、2番が中前適時打を放ち3点目

2回表、6番の叩きつけるバッティングがタイムリーエラーを誘う

 

2回裏国立YSの攻撃。この回先頭の4番が四球で出塁すると、盗塁で2塁へ。5番の右中間への打球はライオンズの中堅手が好捕しますが、タッチアップで3塁へ進み一死3塁に。続く6番の放った鋭い打球はライトに抜けますが、当たりが良すぎてライトゴロに。しかしこの間に3塁走者が帰って、ライオンズは1点を失います。

3回表ライオンズの攻撃。この回先頭の8番が中前打で出塁すると、バッテリーエラーで2塁に進みます。

3回表、この回先頭の8番が中前安打を放つ

 

9番は三振。1番の打球はライトへのフライとなりますが、右翼手が落球して一死1、2塁とチャンスが広がります。2番三振の後迎える打者は期待の3番。外角球に合わせたようなバッティングでしたが、打球は右翼手の頭上を越え三塁打に。走者二人が帰り、ライオンズはスコアを7-1とします。

3回表、1番がライトへ飛球を放つ

3回表、3番が右越2点適時三塁打を放つ

続く4番の打球は投手の前で大きく跳ね上り、これが内野安打となってさらに1点追加。盗塁で二死2塁とした後、5番の内野ゴロがエラーとなり2塁走者が一気に本塁に帰ってこの回4点目。ライオンズはこの回も二死から4点を奪い、10-1と試合を大きくリードします。

 

3回表、5番の打球がエラーを誘い10点目が入る

3回裏、二塁手がゴロを捌く。この試合ライオンズの失策はわずか1だった

先発投手は4イニングを奪三振4、与四球4、失点1と好投した

 

3回裏、4回表裏は両チームとも得点無く、迎えた最終5回表ライオンズの攻撃。先頭3番が3塁線を破る二塁打を放ち、ライオンズはこの回も得点のチャンスを掴みます。続く4番の打席で三盗を狙うと、捕手からの送球が走者に当たり大きく跳ねてボールデッドとなり、ライオンズが1点を追加します。
走者がいなくなって気楽になった4番の打球は、右中間を大きく破る三塁打に。さらにバッテリーエラーの間に本塁を陥れて、ライオンズはこの回駄目押しとなる2点を加えて12-1とします。

 

5回表、4番が右中三塁打を放ちヘッドスライディング

 

最終回裏国立YSの攻撃。ライオンズは満を持して抑えのエースをマウンドに送ります。そのベンチの期待に応え、抑えのエースは四球を一つ与えたものの、三つのアウトを三振で奪いゲームセット。ライオンズ3部チームが、結成1年目にして見事優勝を飾りました。

 

最終回は抑えのエースに託す。3つのアウトを空振り三振で奪った

 

この試合ライオンズは5イニング打者21人に対し、失策1と安定した守備を見せました。四球は5つ与えましたが得点に繋がったのは2回裏の1つだけで、あとは要所をしっかり押さえ、好調の打線もあり安心して見ていられる試合内容でした。

ライオンズ初となる優勝旗は3部チームが手にした

見事初優勝を飾ったライオンズ3部チーム

 

ライオンズは結成1年目ですが、3部チームは昨秋の大会から合同チーム“ライオンズ”として活動しており、当時の4年生が進級して抜けたものの、主力選手のほとんどは昨年からのチームメイトです。監督コーチ陣も昨年を引き継いだ体制で、初年度からまとまりのある非常に良いチームに仕上がりました。今回の優勝も、昨年の合同チーム結成という英断が生んだ結果の一つでしょう。

3部チームの次戦はジュニアカップ3位決定戦です。ライオンズとしてもその試合が、春の大会の最終戦(上部大会を除く)となります。見事勝利して有終の美を飾り、まもなく開幕する秋の大会への弾みになることを期待しています。

皆さまの熱い声援を、ライオンズによろしくお願いいたします。

 


3部チーム優勝おめでとうございます!

良かったですね!

これも選手、指導スタッフ、父母の皆様が一つとなった結果ですね。

今回も、村田コーチから熱い記事をいただきました。いつもご協力ありがとうございます。

<2017/07/13 管理人:ミヤギ>

 

2017/07/13