小平ライオンズ1部チームは11月3日、ジュニアカップ秋季大会決勝トーナメント一回戦を10-6で勝利。ライオンズ1部チームの岩田誠治監督はこの勝利で、学童野球の監督として通算1,000勝(練習試合を含む)を達成しました。1,000勝はプロ野球でも12名しか達成していない偉大な記録です。
岩田監督は昨年まで鷹の台スパローズを率いて957勝(462敗)を挙げており、1,000勝まであと43勝に迫っていました。岩田監督は今年発足した新チーム・小平ライオンズの監督に就任すると、KGBL3位、ジャビットカップ小平大会優勝など順調に勝利を積み重ね、10月14日の三多摩秋季決勝トーナメント一回戦で今年42勝目を挙げ通算999勝、1,000勝まであと1勝に迫っていました。
しかし2週続けて台風が上陸、接近したことにより、その間5試合が雨天延期となり1,000勝達成はお預け。関係者をやきもきさせていましたが、この日ようやく晴れた上宿グラウンドで選手たちは、監督の通算1,000勝達成に挑みました。
試合は5番が2ランを放つなど、ライオンズ打線が爆発し10点を奪取。最終回は四死球連発などで2点を献上しややもたつきましたが、大量リードに支えられ逃げ切り勝ち。選手たちは最初の挑戦で見事1,000勝を達成しました。
練習終了後には1,000勝記念セレモニーが行われ、選手たちから岩田監督に記念品と花束が贈られました。そしてグラウンドに残っていた全員で記念撮影をして、次の勝利1,001勝へ向け気勢を上げました。
1部チームはこの日まで今季参加している4大会全てを勝ち上がっています。岩田監督の通算勝利数を一つでも多く伸ばせるように、優勝目指して頑張れ!小平ライオンズ!!
― 通算1,000勝達成、おめでとうございます。
「長く野球をやってきて良かったです。子どもたちに恵まれて1,000勝できました。子どもたちに感謝です」
― 最初の勝利は覚えていますか?
「ほとんど覚えていないです(笑)。32年前ですね」
― 今日の試合、最後少しもたつきましたが?
「何とか(苦笑)。…感無量です」
― 今年のチームはいかがですか?
「今年(のチーム)は打線が非常に良いので、あとはしっかり守ることができれば、もう少し勝ち進めると思います」
― 記憶に残っている試合はありますか?
「いくつかあるのですけれど、いま(ここで)話すことは難しいです。思い出の試合はたくさんありますが、今は(心に)しまっておきます」
― まだシーズンは続きますので、これからも頑張ってください。
「はい、頑張ります」
筆者注:ライオンズホームページでは個人の特定ができないよう心掛けておりますが、今回の記事に関してはその偉業に対し敬意を払い、監督の許可をいただいて実名とさせていただきました。あまり目立たないようにひっそりと、とのリクエストでしたが、“監督こんな感じでよろしかったでしょうか?”。
磐田監督、素晴らしい記録達成おめでとうございます!
村田コーチから記事と写真を提供いただきました。
いつもご協力ありがとうございます。
<2017/11/05 管理人:ミヤギ>