ライオンズBチームは6月4日、小平14小グラウンドで行われたKGBL新人戦一回戦で小平スピリッツと対戦。15-6のスコアで勝利し、二回戦へと駒を進めました。
後攻のライオンズは初回苦しい立ち上がり。先頭1番に四球、2番に中前安打を許し、盗塁で無死2、3塁のピンチを迎えると、ワイルドピッチで早くも1点を失います。3番四球のあと連続失策で2点追加され、なおも無死1、2塁。相手の走塁ミスで一死を取りますが、6番に四球を与えて一死1、2塁。7番投ゴロで二死としますが、8番にこの回4個目の四球を与えて二死満塁。続く9番を三振に仕留めるものの(記録は三振振り逃げで3塁走者本塁封殺)、この回打者一巡で3点を先制されました。
しかしながらその裏、ライオンズは反撃を見せます。1番が四球で出塁すると、2番が左中間を破る適時三塁打を放ち1点を返します。
さらに3番の左前安打で1点追加、続く4番は右中間に適時二塁打を放ち3-3の同点に。そして無死2塁の場面で迎えた5番の放った打球は、ネットが張られた外野の左中間一番深い所に達するランニング本塁打。2点を追加してライオンズが逆転に成功します。
逆転後も攻撃の手を緩めないライオンズは、結局この回打者16人、8安打(うち長打5本)の猛攻で一挙12点を奪い優位に立ちます。
2回表スピリッツの攻撃、相変わらず投手はピリッとしません。連続四球のあと3番インターフェアで一死2、3塁。バッテリーエラーで1点返され4番に四球を与えると、盗塁で再び一死2、3塁に。続く5番に2点適時二塁打を放たれ12-6。ここでたまらずベンチが動き、2番手投手にスイッチします。2番手投手は四球を一つ与えたものの、2つの三振を奪いこの回を凌ぎました。
2回裏ライオンズの攻撃。8番投ゴロのあと9番が中前安打で出塁。1番四球から盗塁などで一死2、3塁とすると、2番投ゴロの間に3塁走者が生還。1点を追加してスコアを13-6とします。
3回表スピリッツの攻撃。9番二ゴロのあと1番に四球を与えますが、その走者を1塁牽制で刺して二死走者無しとします。しかし相変わらず制球は定まらず、3者連続四球を与え二死満塁。5番を遊ゴロに仕留め、何とか失点0でこの回を切り抜けます。
3回裏ライオンズの攻撃。四球と6番の適時三塁打、相手失策などで2点を加え、攻撃を終了したところで既定の90分が過ぎて試合終了。ライオンズはKGBL新人戦一回戦を突破しました。
春の大会でなかなか勝てずに苦しんできた2部チーム(1部Bチーム)にとって、この公式戦初勝利は価値のある大きな1勝となりました。しかしながら初回に12点を奪いながら、続く2イニングで3点しか積み増すことのできなかった打線は、大量得点で集中力を欠いていたか、気が緩んでいたと言わざるを得ません。また、3イニング打者23人に対し与四球12の投手陣は安定感に欠け、大量失点に繋がってもおかしくない内容でした。
もちろん緊張感はあっただろうと思います。それにも関わらず大事な試合当日に体調を崩した主力選手にも、大いに反省を促したいところです。
二回戦の相手は強豪、花小金井サイドワインダーズです。都大会を経験したメンバーも所属する相手に、今の状態で勝利は覚束無いでしょう。幸い二回戦までに1週間挟むので、調整してチームを立て直す時間はあります。次の二回戦こそ真価が問われる試合となることでしょう。
頑張れ!小平ライオンズ!!
【追記】
ライオンズ1部Aチームは、ジュニアカップ予選リーグを3勝1敗でグループ1位通過しました。一方三多摩大会決勝トーナメントは、残念ながら2回戦敗退となりました。
今回も村田コーチから記事と写真を提供いただきました。いつもご協力ありがとうございます。
小平ライオンズ2部チーム、2回線も頑張れ!
<2017/06/07 管理人:ミヤギ>