KGBL秋季大会、ライオンズベスト4進出!

強敵を破って歓喜に沸くライオンズナイン(コーチ?)

ライオンズ1部チーム秋季大会の行方を大きく占うKGBL二回戦が、台風一過の10月13日(日)大沼グラウンドで行われました。

対戦相手は強打を誇るKGBL春の覇者・小平スーパーコンドル。春季はKGBLとジャビットカップの決勝で苦渋を喫して2連敗。3部時代からの通算対戦成績も1勝4敗と、相性があまり良くありません。できれば決勝の舞台で対戦したかったチームですが、抽選の結果、二回戦で早くも対戦となりました。

 

主導権を握ったのはライオンズ。2回裏、この回先頭の5番が三塁線への安打を放ち出塁。続く6番の送りバントが相手のエラーを誘い、盗塁を絡めて無死2、3塁と先制のチャンス。7番がスクイズを決めるとこれも1塁悪送球となり、2走者が還ってライオンズが2点リードします。

 

2回裏、5番が安打を放ち先制に繋げる

2回裏、7番のスクイズバントが相手エラーとなり2点を先制

 

3回表、スーパーコンドルの攻撃。二死から好打者1番の左越本塁打を浴び、ライオンズが1点を失います。

3回裏、ライオンズの攻撃。一死から3、4番が連続安打で出塁し、ボークと盗塁を絡めて一死2、3塁と追加点のチャンス。5番は一飛に倒れますが、6番が左前タイムリー安打を放つと、本塁返球がベンチに入りボールデットに。これで2塁走者も本塁に還って2点目。さらに7番が右前安打、8番が左中間二塁打の連続タイムリーを放ち、ライオンズがこの回5安打をまとめて計4点。6-1と試合を大きくリードします。

 

3回裏、6番がタイムリーを放ち、エラーも絡め2点打となる

3回裏、二死2塁の場面で8番がタイムリー二塁打を放つ

 

4回表、スーパーコンドルの攻撃。一死から4番に右前安打を許しますが、盗塁を刺してライオンズこの回無失点。

 

4回表、一死1塁の場面で相手の盗塁を刺して二死とする

4回表、左中間に抜けるかという打球を左翼が好捕する

 

5回表、スーパーコンドルの攻撃。一死から8番、9番に連続安打を許し、迎えた打者は前の打席で本塁打を放っている1番。ライオンズはここで投手をスイッチ、エースに試合を託します。満を持して登板のエースは1番、2番を連続三振に仕留め、ライオンズはこの回も無失点で切り抜けます。

 

先発は好調の主将、強力打線に対し4回1/3をソロの1点に抑えた

5回表、一死1、2塁のピンチで登板した救援投手が連続三振で切り抜ける

 

5回裏、ライオンズの攻撃。長打を含む2本の安打を放ちますが、得点には至らず。

6回表も無失点に抑えて迎えた6回裏、ライオンズの攻撃。一死から1番が右中間を大きく破る三塁打を放ち、一死3塁と追加点のチャンス。2番は三振に倒れますが、3番の放った外野フライが相手エラーとなり7-1。次打者は今季ここまで22本の本塁打を放っている4番です。

 

6回表、二死1塁の場面で6番を二ゴロに仕留め、6回裏の攻撃へ

6回裏、一死から1番が右中間三塁打で出塁する

6回裏、二死3塁の場面で3番の打球が相手エラーとなり7点目

 

4番が放った打球は期待に応え高々と上がり、ベンチと応援席の歓声のなか左翼のネットを越え、8点差がついてコールドのサヨナラ本塁打となりました。

 

6回裏、4番が豪快な一発を放ちサヨナラコールド

後方支援に入ったライオンズスタッフも脱帽の大きな一打だった

 

ライオンズはこの試合被安打4、与死球2、失策1の安定した守備と、相手のお株を奪う長短11安打の猛攻で見事勝利を収めました。春季はいくつか悔しい思いをしましたが、秋季大会で大きく花開くことを期待します。

優勝目指して頑張れ!小平ライオンズ!!

※この度の台風19号で被災された方々に、心よりお見舞い申し上げます。

 


ライオンズ、ベスト4進出おめでとうございます。

今回も村田コーチから記事と写真をご提供いただきました。ありがとうございます。

ライオンズ、優勝目指して頑張れ!

<2019/10/18 管理人:ミヤギ>

 

 

 

2019/10/18

KGBL秋季大会、初戦突破!

2回表、8番の送りバントが内野安打となりチャンスが広がる

ライオンズ1部チームは10月6日、KGBL秋季大会一回戦で小平小川ベースボールクラブと対戦。8-1の6回コールド勝ちで見事勝利しました。

先攻はライオンズ、1回表の攻撃。1番が四球を選び出塁。続く2番が一塁手のミットを弾く強襲安打を放ち、盗塁で無死2、3塁と先制のチャンスを掴むと、3番、4番の2つの内野ゴロで効率良く得点して早くも2点リードします。

2回表、ライオンズの攻撃。一死から7番が四球を選び、盗塁で一死2塁と追加点のチャンス。8番が相手の意表を突く送りバントを決めて自らも一塁に生き、盗塁で一死2、3塁とチャンスを広げます。続く9番の内野ゴロが相手エラーとなり、3塁走者が還って1点追加。さらに1番のツーランスクイズでこの回計3点を奪い5-0とします。

2回表、1番のツーランスクイズが決まり、5点差とする

3回から5回の攻撃はライオンズ無得点。しかしライオンズ先発投手は毎回出塁を許すも、味方の好守備と要所を締めたピッチングで、5回まで相手に得点を許しません。

 

先発投手は5回を散発4安打に抑え、無失点で勝利投手に

 

6回表、ライオンズの攻撃。クリーンアップ3番、4番、5番の三連打で1点を追加すると、6番の内野ゴロが相手エラーを誘って2点を追加し8-0、コールド圏内に試合を進めます。

 

6回表のクリーンアップ3連打、まずは3番が中前に

続く4番は鋭い当たりで三遊間を破る

5番の中前打で2塁走者が還り6点目

6回裏、2番手投手が1点を失うも(自責0)、8-1でライオンズが6回コールド勝ち。試合時間わずか1時間9分で、ライオンズがKGBL一回戦を突破しました。

 

KGBL一回戦を勝利したライオンズナイン

 

学童野球の集大成となる、チャンピオン大会と銘打たれたKGBL秋季大会。二回戦はKGBL春の覇者・小平スーパーコンドルとの対戦です。

強打を誇るスーパーコンドルに勝利して、優勝目指して頑張れ!小平ライオンズ!!

 


今回も村田コーチの渾身のレポートでした。いつもありがとうございます。

さて、無事1回戦を突破した小平ライオンズ。

今度こそ優勝してほしいです。期待しています。

<2019/10/10 管理人:ミヤギ>

2019/10/10

秋季大会開幕!春季大会ご報告!

今年は2部のG1新人戦で開幕。三塁手が内野フライをダイビングキャッチ

暦の上では秋となりましたがまだまだ暑さの残る8月18日に、ライオンズ今年度の秋季大会が開幕しました。

今年の秋季大会は2部チームのG1新人戦で開幕。真如苑グラウンドで柏トルネード(立川市)さんと対戦しました。

1回裏、バッテリーエラーで1点を失う

先発したのは1部の試合で主に2塁を守る選手。3回途中5失点でマウンドを譲る

3回表、無死3塁の場面で1番が内野に転がして1点を返す

2番手投手は3回途中無死2塁の場面で登板。後続を断って切り抜けた

G1新人戦は初戦敗退となったが、秋季大会はまだまだ始まったばかりだ

 

前日に行われたジュニアカップ2部予選リーグ初戦を29得点で快勝した2部チームですが、この日は相手投手に打線が沈黙。スタメン選手が熱中症で交代するなど暑さにも苦しめられ、力及ばず敗戦となりました。秋季大会初戦を飾ることはできませんでしたが、好調の1部チームに負けず、2部チーム(もちろん3部チームも!)の秋季大会での活躍に期待します。

頑張れ!小平ライオンズ!!

なお秋季は下記の大会に参加します。

1部・( )内は略称

・2019年度 KGBL小平軟式野球連盟学童部秋季大会Ⅰ部(KGBL)

・ジュニアカップ組織委員会 2019年秋季大会1部(ジュニアカップ)

・東京都三多摩少年野球協会 2019年秋季大会1部(三多摩)

・西部少年軟式野球連盟 2019年秋季大会(村山西部)

2部

・ジュニアカップ組織委員会 2019年大会2部(ジュニアカップ)

 (ジュニアカップは通年大会で春季から継続中です)

・2019年度 北多摩少年軟式野球大会秋季学童1部(北多摩)

・第39回G1杯争奪都下少年野球大会新人戦(G1)

 (G1新人戦は前述の通り一回戦敗退となりました)

3部・( )内は略称

・2019年度 KGBL小平軟式野球連盟学童部秋季大会Ⅱ部(KGBL)

・ジュニアカップ組織委員会 2019年秋季大会3部(ジュニアカップ)

・2019年度 北多摩少年軟式野球大会秋季学童2部(北多摩)

・東京都三多摩少年野球協会 2019年秋季大会3部(三多摩)

春季同様、皆さまの熱い応援をよろしくお願いいたします。

春季大会ご報告

続いて春季大会の結果をまとめてご報告します

1部(大会名は略称)

【KGBL】

決勝で小平スーパーコンドルに敗れ、一歩及ばず準優勝。秋季チャンピオン大会は優勝目指して頑張ります。

【ジュニアカップ】

準決勝の小平ライダース戦でタイブレーク2イニングの接戦も、互いに譲らず3-3の引き分けに。抽選負けで準決勝敗退です。

【北多摩】継続中

一次リーグ、二次リーグを勝ち上がり決勝トーナメントへ。8月24日(土)に行われる予定の決勝トーナメント一回戦で、強豪・国立ヤングスワローズ(国立市)さんと今年3度目の対戦です。

【三多摩】

3勝2敗で予選リーグを終えるも、リーグ3位に終わり予選通過なりませんでした。

【村山西部】

決勝戦で久米川ホークス(東村山市)さんに苦杯を喫し、準優勝に終わりました。

【G1】(継続中)

7月の天候不順により試合を順調に消化できず、大会はいまだ継続中。ベスト16に進出し、準々決勝で小作台少年野球クラブ(羽村市)さんと対戦します(日程未定)。

【都知事杯】

既報の通り堂々ベスト8に。各地区の強豪チームとの対戦経験を秋季に繋げます。

【ジャビットカップ】

KGBLと同じく、決勝でスーパーコンドルに敗れ準優勝。秋こそスーパーコンドルの壁を破ります。

2部

【KGBL新人戦】

初戦となる二回戦で小平スピリッツと対戦し、4-11で敗退しました。

【ジュニアカップ】継続中

通年大会のジュニアカップ。4チームによる予選Bブロックで、現在1戦1勝です。

3部

【ジュニアカップ】

決勝トーナメント一回戦で小平サイドワインダースと対戦し、2-12で一回戦敗退となりました。

【北多摩】

一次予選リーグで2敗、予選リーグ敗退となりました。

【三多摩】

力及ばず予選リーグ敗退。8月25日(日)に初戦を迎える秋季大会で、まずは1勝を目指します。

 


<管理人より>

いよいよ秋の大会が始まりますね。

この夏の間に成長することが出来たでしょうか。秋の大会が楽しみですね。

村田コーチ、なかなか試合を応援に行けない管理人に代わり、記事と写真をありがとうございます。

<2019/08/22 管理人:ミヤギ>

2019/08/22

ライオンズ、都知事杯ベスト8!!

都知事杯四回戦、1回裏、4番の同点ホームランが飛び出す

6月22日(土)に開幕した東京都知事杯争奪第42回東京都学童軟式野球大会フィールドフォース・トーナメント(都知事杯)、初出場のライオンズは同23日(日)に行われた初戦の二回戦を逆転勝ち、同30日(日)に行われた三回戦をサヨナラ勝ちで勝ち上がり、ベスト16に進出しました。

その後2週続けて降雨により試合は行われず、7月21日(日)にトーナメントが再開。ライオンズは四回戦を逆転勝利したものの、続けて行われた準々決勝では力及ばず敗戦。しかしながら初出場の都知事杯で、見事ベスト8の結果を残しました。

【四回戦】序盤に失点を重ねるも逆転勝利で8強!

四回戦は八王子滝ガ原運動場野球場から舞台を移し、日野市多摩川グラウンド球技場で行われました。対戦相手は大田フレールA(大田区)さん。大田区は2017年に全日本学童東京都予選で優勝したチーム(池雪ジュニアストロングA)を輩出した地区で、大田フレールA(フレール)さんはその地区の都知事杯第一代表であり、今年の全日本学童東京都大会にも出場している強豪チームです。

先攻はフレール、1回表の攻撃。先頭1番にいきなり死球を与えると、二つの内野ゴロで二死3塁に。続く4番中越二塁打、5番中前安打と連打を許し、ライオンズが初回2点を先制されます。

1回裏、ライオンズの攻撃。1番、2番が倒れ二死となりますが、3番が3塁手のグラブを弾く内野安打で出塁すると、4番が左越えの特大本塁打を放ち同点に追いつきます。

1回裏、4番の同点本塁打は低めの球を左越えに運ぶ特大の一発だった

2回裏、フレールの攻撃。この回先頭の7番に再び死球を与えると、バッテリーエラーと二つの内野失策で勝ち越されます。さらにバッテリーエラーでこの回2点目を失うと、ここでライオンズは投手をスイッチ。70球制限を考えるとやや早めの交代となりましたが、ライオンズのエースに後を託します。1番右直エラーで1点を失うものの後続を断ち、3失点でこの回を切り抜けます。

先発投手はやや制球に不安があり1回0/3で降板した

ライオンズの反撃は3回裏。二死後2番が死球で出塁すると、四球を一つ挟む5連打(三塁打1)を記録するなど打者10人の猛攻で、この回一挙に5得点。5-7と試合をひっくり返します。

3回裏、3番はマウンドこそ譲ったが適時打で1点を返し2点差に

3回裏、6番の中前適時打で再び同点に

3回表、8番の3塁線適時二塁打で2点を勝ち越す

 

4回裏、ライオンズの攻撃。1つの四球と3本の長打、1本の単打で4点を奪い、5-11と試合を優位に進めます。

4回裏、7番が右翼手の頭上をはるかに超える適時三塁打を放ち11点目

 

6回裏、ライオンズの攻撃。一死後4番が左中間を破る二塁打を放つと、5番が右中間を深々と破る三塁打(記録上は二塁打)を放ち、2塁走者が還って5-12×のコールド勝ち。ライオンズ打線が爆発しベスト8、準々決勝進出を決めました。

6回裏、5番が右中間を破る適時打を放ちサヨナラコールド勝ち

この試合のポイントは救援したエースの好投です。持ち前の奪三振力を封印する抑えたピッチングで、4回3/3、実質5イニングを奪三振2、与四球2、被安打1の61球無失点。この試合を最後まで投げ切ったことで、準々決勝に投手2人を残すことができ、チームに大きく貢献しました。

本塁打も放ったエースが、勝利の大きな立役者となった

 

【準々決勝】失策で自滅、4強ならず!

1試合をライオンズ準々決勝の相手は金町ジャイアンツ(葛飾区)さん。昨年の全日本学童東京予選を制し東京第一代表で全国に進んだチームで、今年も全日本学童東京都予選に出場している東京屈指の強豪チームです。

この試合に勝ち4強となれば、9月に予定されている学童王座決定戦への出場権が得られます。また日程の遅れにより4強から抽選で関東大会の出場チームが決まることになっており、その抽選権も得られます。さらに昨年度この大会を制し、今年の全日本学童東京都予選3位で全国大会出場が決まっている山野レッドイーグルスA(世田谷区)さんと準決勝で対戦することになり、勝つことで大きなものが得られる一戦となりました。

その大事な試合を先制したのは後攻のライオンズ。2回裏、この回先頭の6番が振り逃げで出塁し、二つのバッテリーエラーで無死3塁のチャンス。続く7番の内野ゴロでライオンズが1点を先制します。続く8番も中前安打で出塁しますが、9番の送りバントが小飛球となりダブルプレイとなり追加点のチャンスを逃します。

2回裏、この回先頭6番が振り逃げで出塁し先制点に繋げる

2回裏、無死3塁で7番がしっかりと内野に転がして1点を先制する

2回裏、9番の送りバント失敗の場面は、焦らず見逃しても良かったか?

しかし3回表、ジャイアンツの攻撃でした。この回先頭の8番の右前安打を右翼手が後逸し、一気に3塁まで進まれると、続く9番の内野ゴロで同点に追いつかれます。さらにバッテリーエラーを含む4つの失策と与四球1、長打を含む被安打3で4点を失い、この回5失点でジャイアンツに主導権を握られます。

3回表、相手の仕掛けたディレードスチールで3点目を失う

先発投手は好投したが、失策と相手の巧みさに5点を失い降板

3回裏、ライオンズの攻撃。この回先頭の1番が四球で出塁すると、2番の右前安打で無死1、3塁。3番は三振に倒れますが、盗塁で一死2、3塁のチャンスを掴み、前の試合で本塁打を放っている4番に。バッテリーエラーで3塁走者が本塁を狙いますが、一瞬及ばずタッチアウトで二死3塁。4番の適時打で1点は返したものの、この回3安打を放ちながら(5番左前打)1得点と、ライオンズは流れを掴み切れません。

3回裏、バッテリーエラーで3塁走者が本塁を突くが惜しくもタッチアウト

4回裏、前の試合で殊勲打の8番が送りバントを決めるが得点に至らず

逆に5回の表には2つの与四球で走者を出し、バッテリーエラーで2、3塁とされた後ツーランスクイズを仕掛けられ、無安打で2失点。6回の裏には四球と単打で無死1、2塁のピンチを迎え、二つのバッテリーエラーとスクイズで2失点。2-9と試合を大きくリードされます。

6回表、5回はツーランスクイズを許したが、この回は2人目を許さず

被安打1で4失点の2番手投手は、良い教訓になったことだろう

6回の裏、この回無得点に終わればコールド負けになってしまうライオンズの攻撃。一死から6番が中越二塁打を放ち得点のチャンスを掴みますが、7番が三飛に取れ8番代打が良い当たりも二直と倒れゲームセット。4強入りの望みは潰えました。

7点リードされ迎えた6回裏、6番が二塁打を放ち期待を繋ぐ

6回裏、8番を代打した選手が良い当たりも二直でゲームセット

結果的に7点の大差が付きましたが、ライオンズの被安打は5本で、これはライオンズの6安打より一つ少ない数です。ライオンズの敗因は与四死球の多さ(ライオンズ6、ジャイアンツ2)と、バッテリーエラーを含む失策の多さ(ライオンズなんと10)でしょう。

やはり野球の基本は、守備では確実にアウトを一つ獲って失点の確率を減らすこと。そして攻撃では走者を確実に一つ先の塁に進め、得点の確率を上げることに尽きます。

大舞台でライオンズ守備に固さが見られ、失策等で相手走者に容易に進塁を許し、ディレードホームスチール、ツーランスクイズなど多彩に仕掛けられて失点を許す。典型的な負け試合で、全国レベルのチームの1点への集中力の高さ、いわば格の違いを見せつけられた一戦となりました。

それでもこの大会、ライオンズ1部チームにとって都内強豪チームとの対戦は良い経験になりました。この経験を活かし選手一人一人が高い意識を持ち、春季に残るG1、北多摩決勝トーナメントで結果を残し、学童野球の集大成である秋季大会でさらなる好成績を挙げるよう期待します。

今大会は悪天候により大きくスケジュールが変動しました。試合会場の確保や役員配置の調整など、大会関係者の皆さまには多大なるご尽力があったと存じます。大会関係者の皆様のご尽力に深く感謝し、来年もこの舞台に戻ってきたいと望んでおります。ありがとうございました。

【ジャビット決勝】ライオンズ、今季三度目の準V

今季三度目の準優勝。次こそ優勝だ

都知事杯四回戦の前日7月20日(土)、小平第14小学校グラウンドでジャビットカップ2019小平大会決勝が行われ、小平ライオンズ1部チームは小平スーパーコンドルと対戦。相手の強力打線に屈し4-13で敗戦し、今季3度目の準優勝となりました。

この試合ライオンズが1回裏に1点を先制しましたが、2回表、5つの四死球と本塁打を含む2安打で大量7点を許し、3点を返したもののその後も6点を奪われて4-11の5回コールド負けに終わりました。

翌日の都知事杯連戦に備え5イニングを4投手で回し、決勝ながら調整試合の意味合いも強い一戦となりましたが、それを割り引いて考えたとしても、現時点で攻撃力はスーパーコンドルに分があるのが事実です。

秋の大会まで残された時間で攻撃力と守備力を研鑽し、秋季KGBLチャンピオン大会での雪辱を期待します。

頑張れ!小平ライオンズ!!

 


<管理人より>

村田コーチ、長大なレポートと多くの写真、ありがとうございます。小平ライオンズ、都知事杯ベスト8まで進んだことは素晴らしいことですね。レベルの高いチームと戦うことは、よい経験となります。これが秋の大会につながることを期待します

<2019/07/25 管理人:ミヤギ>

 

2019/07/25

都知事杯開幕!ライオンズ初戦を逆転で飾る!!

6回裏、1番がダメ押しのスクイズを決める

 

東京都知事杯争奪第42回東京都学童軟式野球大会フィールドフォース・トーナメント(都知事杯)が、6月22日(土)にダイワスタジアム八王子で開幕しました。

 

22日の都知事杯開会式は悪天候のため中止になった。残念!!

 

翌23日(日)、滝ガ原運動場野球場で行われた二回戦(出場65チームのため一回戦は1試合のみ)で、ライオンズ1部チームは少年タイガース(武蔵野市)さんと対戦。序盤2点リードされるも逆転で見事勝利しました。

 

先攻はタイガース、1回表の攻撃。先頭1番を右飛に打ち取り、続く2番の打球もライト前方の小フライに。右翼手が懸命に前進してダイビングキャッチを試みますが、わずかに及ばず(抜けていれば長打となったので、グラブに当てて単打にしただけでも好プレイでした)安打に。続く3番を三振に仕留めたものの4番内野安打、5番を四球で歩かせて二死満塁となったところで痛恨のバッテリーエラー。ライオンズが1点先制されます。

1回裏ライオンズの攻撃。1死の後2番が右前安打、3番が死球で出塁し、牽制悪送球で一死2、3塁と同点のチャンス。しかし後続が続かず、ライオンズはこの回無得点。

2回は両チーム無得点のあと迎えた3回表、タイガースの攻撃。この回先頭の1番に左越本塁打を浴び、ライオンズは2点目を失います。

ライオンズの反撃は3回裏。この回先頭1番が四球を選び、2番死球で無死1、2塁のチャンス。ライオンズベンチがここで動き、3番に送りバントのサイン。これが見事に決まり一死2、3塁とチャンスを広げ、4番の1塁ゴロ間に3塁走者が還りライオンズが1点を返します。さらに5番が死球で出塁し、二盗を決めて二死2,3塁。相手のバッテリーエラーで3塁走者が還り、ライオンズが試合を振り出しに戻します。

 

3回裏、無死1、2塁で3番が送りバントを決めてチャンスを広げる

3回裏、相手のバッテリーエラーで同点に追いつく

先発投手は2回を被安打3、2失点で切り抜けて試合を作った

 

4回裏、ライオンズの攻撃。この回先頭の7番が四球を選び、続く8番が送りバント。この打球の処理で相手の守備が乱れ、無死1、3塁と勝ち越しのチャンスに。9番の内野ゴロ間に3塁走者が還り、ライオンズが逆転に成功します。

 

同点で迎えた4回裏、無死2、3塁、9番の内野ゴロで勝ち越す

4回裏、9番の勝ち越し打で2塁走者が本塁を突くが、これはやや暴走だった

 

5回裏、ライオンズの攻撃。この回先頭2番から3連打で1点を奪うと、6番のスクイズでさらに1点を追加し5点目。ライオンズがリードを3点に広げます

さらに6回裏、ライオンズの攻撃。この回先頭の8番が右中二塁打で出塁。9番の送りバントで一死3塁とすると、1番がスクイズを決めてライオンズがダメ押しの6点目を奪います。

 

6回裏、4回に暴走アウトの8番が二塁打を放ち、ダメ押し点に繋げる

 

4回から登板した2番手投手は4回から6回を無失点に抑え、最終回タイガースの1番に右中間2ランを許しますが、4点のリードに支えられ勝利投手に。緻密な攻撃を見せたライオンズが6-4のスコアで勝利し、6月30日に行われる予定の三回戦に進出しました。

 

最後の打者を三ゴロに打ち取って試合終了。3塁手は積極的な守備で捕殺5を記録した

二番手投手は2ランを浴びたものの、4回を奪三振6で勝利投手となった

 

村山西部決勝戦、投打が噛み合わず準優勝に終わる

 

都知事杯初戦前日の22日(土)、東村山運動公園野球場で西部少年軟式野球連盟2019年春季大会の決勝戦が行われ、ライオンズは久米川ホークス(東村山市)さんと対戦。5回まで毎回走者を送りながらあと一歩本塁が遠く、逆に相手に5回で7点を奪われ、0-7で5回コールド負けとなり準優勝に終わりました。

 

村山西部準優勝杯を受け取る主将(左)と優秀選手賞の捕手。悔しさの中でも笑顔を見せたのは立派

 

ライオンズはこの試合で積極的な攻撃を見せましたが、企図したエンドランのうち2回がダブルプレイに終わるなど、流れを引き寄せられませんでした。都知事杯初戦前日ということもあり、選手起用など難しい面もあったとは思いますが、新1部チームになってこれで決勝戦3連敗。あと一勝が届かないというもどかしさはあります。

 

1回表、無死1塁、2番の絶妙の送りバントで1、2塁とするが得点ならず

2回裏、捕手からの送球が逸れ、先制点を許す

4回表、この回先頭の5番が中前打で出塁し、無死満塁までチャンスを広げるが得点に至らず

 

それでもまもなく7月となるこの時期に、1部チームの春季大会は都知事杯の他ジュニアカップ、北多摩、G1、そしてジャビットカップ小平大会の決勝戦が残っています。これから連戦が続くことは確実で負担は大きいですが、ここまで勝ち残れることは誇りであり、乗り切れば良い経験になることでしょう。

試合ができることの喜びを胸に、頑張れ!小平ライオンズ!!

 


<管理人より>

都知事杯の次の試合は、6月30日 相手は墨田区の両国セブンアローズAさんです。

小平ライオンズ、来週も頑張れ。

村田コーチ、今週もたくさんの記事と写真をありがとうございます。

<管理人:ミヤギ>

 

2019/06/26

KGBL新人戦、初戦突破ならず

5回表、好連携で二塁走者を本塁で刺す

 

真夏日となった5月26日(日)、市内大沼グラウンドでKGBL新人戦二回戦が行われ、小平ライオンズ2部チームは小平スピリッツと対戦。終盤に追い上げを見せたものの序盤の失点が響き、4-11で残念ながら敗退となりました。

1回表、一死2、3塁のピンチを無失点で切り抜けたライオンズでしたが、2回表に3つの失策を重ね2失点。3回表には相手打線に6安打を浴びて6失点。さらに4回表にも2点を失い、この時点で0-10とスピリッツに大きく差を広げられます。

ここまでの3回を無安打に抑えられているライオンズ、4回裏の攻撃。3番と4番が内野ゴロに打ち取られ二死とされるも、5番が左前安打を放ちチーム初安打を記録します。さらにバッテリーエラーで2塁に進み、二死2塁と得点のチャンス。6番はワンバウンドの投球を振らされて三振となりますが、捕手がこの球を弾いて打者走者は1塁へ。捕手からの送球が悪送球となり、2塁走者が一気に本塁に還って1点を返し、ライオンズはコールド負けを逃れます。

 

4回裏、ここまで無安打に抑えられていたが、5番がチーム初安打を放つ

4回裏、二死2塁、6番三振も振り逃げで1点を返す

4回裏、7番が左中間を破る二塁打を放つも得点に繋がらず

 

5回表にも1点を失ったライオンズ、5回裏の攻撃。10点のビハインドとなりましたが、ライオンズ打線は諦めません。この回先頭の9番を代打した選手が中前安打で出塁すると、1番がライト線を破る二塁打を放ち無死2、3塁と相手投手を攻め立てます。2番は三振に倒れますが、3番が左中間を破るタイムリー三塁打を放ち、ライオンズが2点を返します。4番遊ゴロの後、5番も左中間にタイムリー二塁打を放ちライオンズこの回3点目。しかし反撃もここまで。7点差で敗戦し、2部チームの初戦を飾ることはできませんでした。

5回裏、代打した9番がセンターに弾き返して無死での走者となる

5回裏、1番がライト線二塁打を放ちチャンスを広げる

5回裏、3番が左中間に2点タイムリー三塁打を放つ

5回裏、5番が左中間にタイムリー二塁打を放つ

 

今年度はチーム全体の編成上の都合で、春から2部チームを編成することができませんでした。2部チームの主力となる5年生が1部の試合に帯同し、さらに今年は1部チームが好調のため試合数が多く、2部チームとして練習試合はおろかチーム練習もほぼできない状況。選手個々の能力も把握できないまま初試合を迎え、チームスタッフとしても選手たちとしても、ややフラストレーションの溜まる一戦だったのではないでしょうか。

今回は残念な結果となりましたが、2部チームは今年のジュニアカップにエントリーしており、秋には北多摩新人戦とG1新人戦が控えています。1部チームの大会が落ち着いた時点で改めて体制を整え、チーム状態を仕上げての巻き返しに期待します。

頑張れ!小平ライオンズ!!

 


<管理人より>

気がつけば6月ですね。もうすぐ梅雨に入ります。そして、これからますます暑くなります。

選手、スタッフ、父母の皆様はくれぐれも体調管理に気をつけて下さいませ。

いつも記事を書いて下さる村田コーチには感謝してます。

<2019/06/01 管理人:ミヤギ>

2019/06/01

2019春季大会、中間報告

ジュニアカップ予選リーグ、3部チームが試合に臨む

10連休となったゴールデンウィークを終え、2019年度の春季大会は中盤戦に入っています。ライオンズのここまでの戦歴(5月12日現在)をまとめて報告します。

1部チーム(大会名は略称)

【KGBL】

既報の通りKGBLは準優勝、都知事杯への参加資格を得ました。

【ジャビットカップ】

KGBLでベスト8に残ったことで「ジャビットカップ2019小平市大会」への出場が決まりました。1回戦を勝利して準決勝進出です。

【ジュニアカップ】

5チームによる予選リーグBブロックに組み込まれましたが、現在のところ試合は行われていません。

【北多摩】

3チームによる一次リーグは2戦2勝で一位通過、二次リーグへの進出決定です。

【三多摩】

6チームによる予選リーグを3勝2敗で終え、残念ながら決勝トーナメント進出なりませんでした。

【村山西部】

1回戦を勝利し、2回戦で東村山ドリーム(東村山市)さんとの対戦が決まっています(5月18日予定)。

【G1】

5月19日(日)に開幕し、1回戦で昨年のこの大会ベスト4の強豪、日の出ジュニアファイターズ(日の出町)さんと対戦します(日程未定)。

2部チーム

【KGBL新人戦】

今年の新人戦は例年よりも早く5月12日に開幕。ライオンズ2部チームは抽選の結果、6月2日に行われる予定の2回戦が初戦です。

【ジュニアカップ】

4チームによる予選リーグBブロックに組み込まれましたが、現在のところ試合は行われていません。

3部チーム

【ジュニアカップ】

5チームによる予選Aブロックで現在2戦2敗です。

 

1回表、2番の左越適時二塁打でライオンズ先制

1回表、4番がライトオーバーの2ランを放つ

1回表、6番が左前安打を放ち、ライオンズこの回4安打

3部チームのこれからに期待したい

 

【北多摩大会】

3チームによる一次リーグを2戦2敗で終え、残念ながら予選敗退です。

【三多摩】

5チームによる予選Iブロックを4戦4敗で終了。3部チームは苦戦が続いていますが、勝敗にこだわることなくチームとしてのこれからの成長に期待します。

後半戦も皆さまの熱い声援をよろしくお願いいたします。

 


<管理人より>

小平ライオンズ、3部チームはのびのびとしてていいですね。

まだまだ、これから伸びるから大丈夫です。

村田コーチ、いつも記事をありがとうございます。

<2019/05/16 管理人:ミヤギ>

2019/05/16

ライオンズKGBL準優勝!都知事杯出場へ!!

1点をリードされた2回裏無死満塁、9番の内野ゴロで同点に

令和最初の小平チャンピオンを決めるKGBL春季大会決勝戦が、5月5日(日・祝)に市内大沼グラウンドで行われ、既に決勝進出を決めているライオンズ1部チームが小平スーパーコンドルと対戦。試合はタイブレークまでもつれる接戦となりましたが、ライオンズ一歩及ばず敗戦し、準優勝となりました。

 

小平スーパーコンドル(小平SC)は決勝までのKGBL3試合で46得点と、イニング平均3.4点以上を叩き出している強打のチーム。対する我らがライオンズは練習試合1試合を含む直近の4試合・27イニングで、失点が僅か2点(途中22イニング連続無失点を記録)と守りが絶好調。安定した守備力で、昨年のKGBL新人戦優勝チームに挑みます。

先攻は小平SC、1回表の攻撃。先頭1番に左前に弾き返され、盗塁と送りバントで一死3塁に。続く3番の内野ゴロを処理する間に3塁走者が還り、ライオンズが1点を先制されます。

1回表、相手3番の内野ゴロ間に1点を先制される

1回の裏、ライオンズの攻撃。3つの四球を選びますが、盗塁失敗などもあり得点に至らず。

2回の表、小平SCの攻撃は、中堅手の好プレイもあり三者凡退。そしてその裏にライオンズが反撃します。先頭の6番がセンターへの安打で出塁すると、7番が送りバント。これが相手の失策となり無死1、2塁に。さらに8番が四球を選び、無死満塁と逆転のチャンス。9番が注文通りの転がすバッティングで同点に追いつくと、続く1番の内野ゴロ失策でライオンズが逆転に成功。2番のスクイズも決まり、ライオンズが3-1と2点リードします。

 

2回裏一死2、3塁、相手失策もあり逆転に成功

2回裏、2番のスクイズでこの回3点目

 

しかし決勝ともなれば、そう簡単に勝利の女神は微笑んでくれません。3回の表、失策と連続四死球で逆に無死満塁のピンチを迎えると、相手3、4番に連続長短打を浴びて3点を失い、小平SCに再逆転を許します。さらに5番の仕掛けたスクイズを外した投球が暴投となり、ライオンズこの回4失点。そのまま5番に四球を与え、盗塁で無死2、3塁とピンチが続きます。制球に苦しみながらも6番をツーストライクまで追い込んだところで、ライオンズが投手を交代。6番を三振に斬って一死とすると、小平SCベンチが動いて7番にスクイズのサイン。ここはライオンズバッテリーが外して、3塁走者を三本間挟殺に。ライオンズのリリーフ投手が見事に火を消します。

 

3回表、一死2、3塁の場面で相手スクイズを外し、3塁走者を挟殺する

 

3回の裏、すかさずライオンズも反撃に転じます。この回先頭の5番が右中間を破る二塁打を放ち、続く6番の左前安打に失策が絡んでライオンズが1点を返します。さらに無死2塁と同点のチャンス。7、8番は倒れますが、9番が三塁内野安打で二死ながら1、3塁に。1塁走者となった番がこの場面で盗塁を仕掛け、一二塁間に挟まれる隙に3塁走者がホームイン。走の連携プレイでライオンズが同点に追いつき、試合を振り出しに戻します。

 

3回裏、この回先頭の5番が、ライト側ネット上段直撃の二塁打を放つ

3回裏、無死2塁で6番が1点差に迫るタイムリーを放つ

3回裏、1塁走者が一二塁間に挟まれる間に、3塁走者が還って同点に追いつく

 

そして4回からは試合が一転して投手戦に。7回の表を終えて5-5の同点のまま、ライオンズ7回の裏の攻撃へ。

 

7回表、最後の打者を三振に斬り、ライオンズ最終回の攻撃へ

 

7回の裏、ライオンズの攻撃は3番からの好打順。期待通り安打で出塁し、サヨナラへお膳立てを整えます。4番は遊ゴロに倒れますが(2塁フォースアウト)、続く5番の当たりはセンターを越える長打性の当たり。しかしフライキャッチの可能性もあると判断した1塁走者のスタートが遅れ、3塁をオーバーランしたところで進塁を阻まれ3塁タッチアウト、二死2塁となります。6番申告敬遠で二死1、2塁。逆転サヨナラの望みを7番に託しますが、遊ゴロに倒れ(2塁フォースアウト)サヨナラならず。試合は既定の7回を終え、両者譲らずタイブレークに。

7回裏、一死1塁で5番が中越二塁打を放ち、サヨナラかと思わせたが

7回裏、1塁走者が3塁をオーバーランし、戻り切れずタッチアウトとなる

7回裏、二死1、2塁で7番の打球は遊ゴロに。思わず1塁で座り込む

 

8回の表、タイブレークは無死1、2塁からの継続打順となり、小平SCは打順良く4番から。その4番がタイムリーを放ち、小平SCが1点勝ち越します。ライオンズ2番手投手は、ここまで17人の打者に対して無四球と好投しましたが、ここで投球制限の70球に達しマウンドを降ります。

代わった3番手投手が5番に四球を与え無死満塁となりますが、逆にこれでライオンズ守備陣は守り易くなります。内野前進守備のシフトを取って6番を遊ゴロホームゲッツー。これでピンチを切り抜けたかと思われましたが、続く7番に左越えの2点タイムリーを浴び、ライオンズはこの回3点を失います。

 

タイブレーク8回表、1点を失うも遊ゴロホームゲッツーで二死として、ピンチを脱したかに思われたが

 

8回の裏、ライオンズの攻撃。無死1、2塁から始まり打順は8番から。右方向への連続内野ゴロで1点を返しますが、反撃もここまで。5-5(T.B.1-3)のスコアでライオンズ敗戦、準優勝となりました。

タイブレークでの敗戦は、ある程度仕方のないことだと割り切れます。この試合の敗因はやはり、最終回に得点できなかったことでしょう。一瞬の判断が勝敗を分けて、やや悔いは残るものの大きな教訓を得た敗戦になりました。

 

KGBL表彰式、準優勝の賞状とトロフィーを受ける

 

残念ながら全日本学童東京都大会への道は閉ざされましたが、ライオンズは6月22日にダイワハウススタジアム八王子で開幕する、「東京都知事杯第42回東京都学童軟式野球大会フィールドフォーストーナメント」への出場資格を得ました。この大会を制覇したチームには、都代表として関東大会出場への道が開かれます。

 

準優勝ということもあり表情は冴えないが、次こそ優勝だ!!

 

ジャビットカップ小平大会を始め、ライオンズ1部チームにはまだまだ挽回のチャンスがあります。次の大会こそ優勝を目指して、頑張れ!小平ライオンズ!!

 


<管理人より>

今回も記事と写真を村田コーチからご提供いただきました。 さすがに決勝戦は、いつもに増して

躍動感あふれる写真が多いように思います。

小平ライオンズ、準優勝おめでとう! 次の試合も期待しています!

<2019/05/09 管理人:ミヤギ>

 

2019/05/09

KGBL決勝戦進出!&バーベキューイベント開催!!

4回裏、6番が左前タイムリーを放ち先制、これが決勝打となる

10連休となる今年のゴールデンウィーク、2日目の4月28日(日)にKGBL(小平軟式野球連盟学童部)春季大会の準決勝が、市内大沼グラウンドで行われました。

準決勝の相手は小平ライダース。昨年のKGBL新人戦で準優勝の強豪チームです。

 

先発投手は6回を僅か55球の無失点ピッチング

2回表、相手5番にライトオーバーを放たれるも右翼手からの返球で2塁アウト

 

ライダースの先攻で始まったこの試合、中盤まで投手戦となり3回まで両チーム無得点。均衡を破ったのは、ライオンズ4回裏の攻撃でした。

一死から3番が三塁線へのヒットで出塁すると、4番が右中間を破る二塁打を放ち一死2、3塁のチャンス。5番は三振に倒れますが、続く6番が低めの球を左前に運ぶ2点タイムリー。これが決勝点となりライオンズが2-0で勝利し、KGBL決勝戦進出と上部大会への出場権を獲得しました。

4回裏、一死1塁の場面で4番が右中間二塁打を放ちチャンスを広げる

6回表、相手9番に右中間を破られるが、中堅手からの返球で2塁アウト

7回表、この回先頭の相手2番にヒットを許すも、盗塁を防いで一死とする

7回表、最後の打者を二ゴロに仕留めてゲームセット。二塁手は守備で大きく貢献した

ベンチコーチ2人の様子で、会心の勝利だったことがわかる

 

今年から導入された全日本軟式野球連盟の球数制限のガイドラインを基に、KGBLはこの春季大会から投手の投球数を70球以内と定めました。このルールにより7イニングを一人の投手で投げ切ることが難しくなったため、この大会からは投手のマネジメントという要素が加わることになります。

 

ライオンズの先発投手はストライクを先行させ、6イニング18個のアウトのうち三振5つの打たせて取るピッチング。7回には抑え投手がマウンドに上がり、2人の投手で相手に2塁を許したのはわずか1回。好守にも助けられ(失策0)相手に3塁を踏ませず、2点差の拮抗した試合ながらも危なげない勝利となりました。

 

1部チームはこれで3試合連続の完封勝ち。北多摩予選一次リーグ1位での通過も決め、いよいよ上り調子のライオンズ1部チーム。決勝戦はこの試合と同じ大沼グラウンドにて、5月5日(日・祝)11時15分プレーボールの予定です。皆さまの熱い応援を、小平ライオンズにお願いします!!

 

この試合の終了後、市内きつねっぱら公園子どもキャンプ場でバーベキューが催され、選手、選手のご家族、そして監督コーチらスタッフおよそ100人が集まる大盛況のイベントとなりました。

 

ライオンズ初開催のバーベキューは大盛況となった

このバーベキューは父親メインの企画。スタート前に男性陣でまずは気勢を上げる

焼くのは確かにお父さんだけど、配膳はお母さま方の手を借りた

 

これまでもグラウンドでのお振る舞いなどはありましたが、卒団式や謝恩会、合宿などを除けば、シーズン中のこのようなイベントは結団後初めてです。これもライオンズが結団3年目を迎え、チームとして一段と成熟した証でしょう。開催にご尽力いただいたスタッフの皆さまに深く感謝いたします。

さて、ますます発展していく小平ライオンズに、このホームページをご覧の皆さまも参加してみませんか。

ご興味のある方は当ホームページの「お問い合わせ」ページへアクセスください。スタッフ一同、皆さまにお会いできることを楽しみにしております。

 


 

小平ライオンズ、決勝進出しましたね。優勝を願っております。

頑張れ、小平ライオンズ!

今回の記事も、村田コーチからご提供いただきました。ありがとうございます。

<2019/04/29 管理人:ミヤギ>

2019/04/29

北多摩春季大会!初戦に勝利!!

先発投手は5回を散発の被安打3、奪三振6の無失点で勝利に大きく貢献した

 

昨年度の北多摩一部秋季大会(新人戦)では、優勝に一歩及ばなかったライオンズ。今度こそ優勝を手にしたい北多摩1部春季大会の一次予選リーグ初戦が、4月21日(日)に本拠地の上宿グラウンドで行われました。

 

初戦の相手は奇しくも先月、秋季決勝戦で対戦した国立ヤングスワローズ(国立市)さん(国立YS)。昨年12月の三多摩2部秋季大会決勝戦でも敗れており、何としても一矢報いたい一戦となりました。

 

初回、走者一人を許したものの国立YSの攻撃を無失点に抑えたライオンズ、1回裏の攻撃。一死から2番が遊内安打で出塁し、盗塁で一死2塁と先制のチャンスを掴むと、3番がライトオーバーの二塁打を放ち、ライオンズが1点を先制します。

 

1回裏、3番がタイムリー右越二塁打を放ちライオンズ先制

 

2回表、国立YSの攻撃。一死から6番に右越二塁打を許しますが、続く7番の遊ゴロで飛び出した2塁走者を冷静に2塁で刺し、ライオンズがこの回も無失点に抑えます。

 

2回表、一死二塁の場面で二塁走者を刺してピンチを脱する

 

ライオンズの追加点は3回裏。この回先頭の1番が死球で出塁し、盗塁で無死2塁。続く2番が送りバントを決めて一死3塁。3番は三ゴロに倒れますが4番が左中間を破る二塁打を放ち、ライオンズに待望の追加点が入ります。5番四球の後、6番も左中間二塁打を放ちこの回2点目。続く7番の叩きつけた二塁内安打でさらに1点を追加し、ライオンズはこの回二死から3点を奪いました。

 

1番はこの試合珍しい3打席連続死球。違う意味で大当たりだった

3回裏、4番が期待に応えタイムリー二塁打を放つ

故障明けで初スタメンの7番、3回裏に足を活かしたタイムリー内野安打を放つ

 

4回の表を3者三振として迎えた4回の裏、ライオンズの攻撃。一死から1番が死球で出塁し盗塁で2塁へ進み、一死ながら前の回と同じような形に。前の回では犠打を決めた2番が、この打席ではタイムリー右越二塁打を放ちライオンズ5点目。さらに相手の失策で1点を加え、ライオンズが6-0と試合を優位に進めます。

 

2番は長打を含む2安打1打点2得点、1犠打で十分に役割を果たした

 

5回は両チーム無得点。6回表から交代した投手も、二塁打1本を許したものの2イニングを失点0に抑え、ライオンズが6-0で見事勝利しました。

 

6回表、この回から守備についた2塁手が飛球を処理する

6回から登板の2番手投手も2回を無失点で完封リレーとなった

 

チーム事情でヤングスワローズさんもベストの状態とはいえなかったかも知れませんが、それでも対戦成績で連敗をストップできたこと。そして7回を無失点で勝利したことにより、北多摩一次予選リーグ突破に大きく前進した、価値ある1勝となりました。

次週から始まるゴールデンウィークには、KGBL(市内大会)準決勝、決勝の大舞台が控えています。

この勢いのまま優勝目指して頑張れ!小平ライオンズ!!

 


記事と本文を村田コーチからご提供いただきました。いつもご協力ありがとうございます。

この調子でGWの小平市大会 準決勝、決勝も勝って優勝してほしいですね。

<2019/04/24 管理人:ミヤギ>

2019/04/24